2019年11月8日金曜日

個展 "闇と光のユール" 開催します




tegamiya solo exhibition
闇と光のユール
Yule Blessings

2019 12/7 sat - 15 sun

場所

草舟あんとす号

植物の本や紙小物、カードリーディングのお店
[会期中] OPEN 12:00 - 18:00
      水曜、木曜定休
JR武蔵野線 「新小平駅」より徒歩6分
西武国分寺線 「小川駅」より徒歩8分
〒187-0032  小平市小川町2-2051
TEL 080-1330-5452



ユール(冬至祭)は、もっとも夜が長く暗い冬至から
新しい太陽が再生し光が復活してゆくことを祝います。

古くヨーロッパの西、北の地域の言葉
地域によって聖ルチア祭(12/13)、冬至
クリスマス、新年と
大切な冬の祝日を含む期間のようです。

暗闇のなかから新しく生まれなおすこと。
まだわからない未来を祝うこと。
迷うものの道しるべになるもの。
季節も命もめぐり続け、想いは輪を描き続けること。

小さな絵や季節のオーナメントをメインに、
新作のレターセットやカードなどの紙雑貨
(スペシャルな方に手伝っていただき
いつもとは一味ちがうものも
ご用意できるかもしれません…!)
新しい年、新しい時間を祝福する
ユールのためのtegamiyaおみくじをご用意します。


::: SPECIAL LIVE EVENT :::
Melancolia Storytellingによる演奏会を開催します。

*日時*
12/10(火) 18:30より開演(約45分間)

*料金* 2,500yen
tegamiyaからのspecialなおみやげつき

*ご予約*
Melancolia Storytelling(相澤さん)へ
メールにてご連絡ください。

◯展示会場となるあんとす号さんは
ライブ当日のみ18:30までお店を開けてくださいます。
ライブ前に展示をご覧いただくこと可能です*

Melancolia Storytellingさんは…
歌う人、奏でる人、本を作る人。
深い闇も悲しみも知るから
美しさや、やさしさをみつけられる人なのだと思います。
今回、私のユールの作品をもとに
新しい音楽を作っていただけることになりました。
その尽きない創作の泉から
ともに暗闇と新しい光の物語を探してくださいます。
どんな音楽が生まれるのでしょう。
どんなユールの音楽会になるのでしょう。
みなさんと過ごす特別な冬の夜、楽しみです。





---お守りのようなもの。
誰かに何かの力をあげる。一人だけ。
その人に届ける。
出会えるかはいつもわからない。
必要としている人に届きますように、と
祈りながら作る ---





2019年11月3日日曜日

15年。ありがとうございます




tegamiyaができて15年。

15年前の今日、お客さまの前で
初めて作品を並べて販売をした日。
(遠すぎてぼんやりな記憶。
記録によるとそうみたいです。)

その一年後に作った作品をまとめてできた最初のカタログ。
今見るとひゃー恥ずかしい、となるけど
希望とやる気に満ちた
その時の精いっぱいの手抜きのない全頁に
今これ作れないな、というすごみもある。

ひらがなでスタートした「てがみや」は
その後ネット普及でのワード検索のしやすさや
海外お取引(オーストラリアやイギリスに卸していました)
のいろいろで「tegamiya」表記がメインになったけれど
そのくらいしか一見変わらずにいる。

変わらないね、と言われることがうれしくも思う。
同時に、変わってもいいかも、とも密かに思っている。

たくさんの人と場所と
ご縁の結び解きの繰り返し。
15年選手の作品たちも
実はどれもマイナーチェンジをしているし
よい方へ常に変え続けてゆきたい。
立ち止まったり、違うやり方をしてもいいように
最近思い始めたり。風の向くままに。

みなさんももしタイミングが合って
風が向いたときは
作品を観たり手にとって
絵を飾ったり、お手紙書くのに使っていただいたり
気軽に声をかけていただけたらとてもうれしいです。

ありがとうございます!

2019年10月31日木曜日

*水色の月・10月のお話*




よく晴れた秋の日は、一年の贈りもの。

森に入れば実りをみつけ
動物たちは贈りものを受けとるのにザワザワと忙しい。

夏の緑色が、黄金色、茜色、紅色と変化してゆく。
ただ色が落ち枯れてゆくのではなく
美しく熟してゆくような色彩設計したのは誰だろう。
私も贈りものを受けとろう。

これから来る季節が寒く色のない冬だとしても
今、秋がうれしくて、うれしくて仕方がないのです。

成熟し力を和らげてゆく穏やかさが好き。
照らされる秋色の花が好き。
暮れてゆく夕焼けが好き。
いってしまった太陽の残り火で
三日月をみつめることが好き。
蝋燭の灯りの温かさを心地よく感じることが好き。

森はいつのまにか静かになった。
日が暮れる早さを思い、家路につく。

秋は贈りもの。
すぐに去ってしまうから
はやく贈りものを受けとらないと。


この絵は手元にあります。
販売もできますので、ご興味のある方は
ご連絡いただけたら詳細をお知らせいたします*
メール→Click!


2019年10月27日日曜日

蠍座のオーナメント


明日の蠍座の新月を前に。

本来は秋の景色が美しく広がり、実りを結ぶ季節。
今年はさまざまに災害が重なり
そうでなくても天候がすぐれず
体調整わない方もいらっしゃるのでは。
穏やかな秋がもっと楽しめたら…と思います。
今、不安な気持ちでいる方にも
心やすらぐ時がみつかりますように。

古くケルトなどの暦ではこの時期(10月と11月の狭間)が
1年の終わりと始まりの大切な日だったことに
蠍座の持たされた意味が
結びついているように思っています。

収穫の季節が終わり
枯れゆく死の世界のような冬がこれから来ること。
季節の境目で、小さな存在である人間たちは
抗うことのできない「神秘…季節や、この世界そのもの」
がもたらす「死…暗く寒く、奪う冬」
その後
与えられる「再生…豊かな春、季節はめぐること」
を強く感じて大切にしたこと。祈ったこと。

始まりと終わりの不安定さと
不思議なエネルギーとのなかで
この世ならぬ世界とつながるイメージをしたこと。

古代の人たちの自然やこの世界に対する畏怖を思うと
謎めいた蠍座が意味することが
少し理解できるような気が、私はします。

蠍座は「与えられるもの」の世界。
大切な人の、大切なことの
本当の部分を知りたくて
探って探って、まるで一体化するように
誰よりもつきつめてゆく先にたどりつく場所は
もっとも真髄である
隠された、この世の闇の部分なのではないか。
絶望の淵から手をのばしたとき
神秘から与えられるもの。

与えられるのは毒(死)か。
聖拝に注がれた永遠の命が叶う妙薬(生)か。
…両方。死して復活する、そう例えられるように。

よく言えばドラマティック、だけど
生身の人間にはなかなか大変に思います。
その代わり?神秘的なもの、説明のつかないものに
守られるように感じることも多いとも聞きますが
どうでしょう?

いつも生き死にのことを考えているような
究極的な生き方をしているゆえ
人知を超えた力や、縁の存在を
感じざるを得ないのかもしれません。

石榴も葡萄も、秋のシンボルであり
神話やさまざまな宗教、文化のなかで
聖なる存在を象徴するものでもあります。
石榴は、永遠の命や多産にまつわり
鬼子母神のお話や、エジプト神話にも登場
キリストの受難・不死を表したり
ギリシャ神話の冥界の食べ物だったり
…手榴弾にも関係あるそうです(!)。
葡萄も、繁栄や命、死からの復活を
感じさせるもの。

最後に。
このシリーズをみてくださっている方に
蠍座を先に作ってほしいと
だいぶ前にリクエストいただいたのですが
結局季節通りのタイミングになってしまいました。
お待たせしました…