2020年2月1日土曜日

射手座のオーナメント







12星座のオーナメント
「射手座」

遠くへ、知らない場所へ、見たことのないものを求めて。
自由でいたい、旅人でいたい。
この限りない気持ちのままで。

一点一点手でカットした切り紙のオーナメントです。
手作り作品のため、画像とデザインが多少異なる場合があります。
(画像はサンプルを撮影したものも含まれるため
お届けするものと個体差がある場合があります)

*解説書つき

本体のサイズ:直径約75mm
糸の長さ:約200mm
箱のサイズ:約105×105×27mm

6,000yen taxin

*繊細な作品のためお取り扱いにご注意いただけますと幸いです。
*星の部分は開くと立体的になります。
 糸の上をすべらせてお好きな位置に移動させて飾ることもできます。
*日光により変色したり、湿気でたわんだりしますが
 素材の経年変化も含めて永くお楽しみいただければ幸いです。




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2020.2.1
蠍座をご紹介してからだいぶ時間が経ってしまいました。

太陽はすでに水瓶座をすすんでいますが、火星は射手座に。
私の射手座水星のほぼ真上にいてくれるので
今日はがんばって射手座のことを書いてみたいと思います。

前回の蠍座の文章、
ちょっとドキリとさせてしまったかもしれないです。
こわいような、ふだんあまり目を向けたくないような
そういうことも担っている場所だから。

占星術は、暦として、時間の流れを扱っているので
12星座を順番に追うとストーリーがつながっている。
一つ前の星座をやりきって
その星座では解決できないことを抱えて次の星座が始まる、
というのが、面白い部分だと感じるのですが
蠍座から射手座への移動は、ものすごーい高低差、
地の底から天上へ飛ぶ!みたいなイメージを持っています。

狭く暗いこの世の深淵をつきつめたら
もうあとは空高く飛ぶしかない。海もこえるしかない。
遠くへ、未知へ、自由へ。
心の向くままに、何にもとらわれない旅をする。
旅というのは比喩で
物事を狭めずに広く捉え
新しいものを知る純粋な喜びに突き動かされる精神のこと。
拡大させる木星が射手座の象徴であること。

射手座や木星が強い方は
大らかで楽観的、伸びやかな方が多い気がします。

どこかに「射手座は役に立たない知識を愛する」と書いてあって
なんだかよくわかるような気持ちがしました。
今すぐ役に立つとか立たないとか、現実的な物差しから離れた
人間だけが持たされた規模の大きな思考
(学問、哲学、神秘への探求)にまっすぐな情熱を傾けることが
人間らしく生きることにつながると、射手座が示しているのかと。

ギリシャ神話のなかでの射手座は
ケンタウロス族の賢者ケイローン。
医学の知識を持ち薬草を育てていて
足の傷を治すために用いたとされる矢車菊も描きました。
(矢車菊の属名Centaureaはケンタウロスからきているそうです)

縦に星を並べたのは
銀河の中心(天の川)が射手座の方向にあるから。




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