2016年7月7日木曜日

夏の京都旅 おみやげ

今回はこんなおみやげを買いました。
老舗のお菓子は色も佇まいも美しく、姿勢が正される。
パッケージの勉強になります。
◆甘泉堂 四君子
◆鍵善良房 れもんかん
◆大極殿本舗 若あゆ
◆kit makaの処方茶




2016年7月6日水曜日

夏の京都旅 緑の宝石 -2-


今回の取材は、両足院の半夏生の庭を
拝観することが目的でした。

二十四節気の半夏生、
この時期咲く小さなお花のまわりの葉だけ
半分お化粧するように白く変化する不思議な植物。
花々しさはなくとも
風になびく姿は涼しげでやわらかな物腰。
夏のざわつく心が自然と落ち着いてゆきます。



饅頭を日本で初めて作った人物に
ゆかりのあるお寺とのこと。
お茶席にも月と星の紋の入ったお饅頭。
お茶碗を作った陶芸家の方と直接お話をしながら
お茶を楽しむことができました。






時間が作れたので、久しぶりの銀閣寺にも。
月を観るために作られた銀閣寺では
夜、月待山にのぼる月や
池にうつる月がどんなに美しいかを想像しながら。


旅の〆には「栖園」の琥珀流し。
爽やかだけどとろりと甘いミント味の琥珀流しを
きーんと冷えたサイダーとともに。。
すばらしいバランス。。

緑色の美しいものにばかり出会う旅でした。

2016年7月5日火曜日

夏の京都旅 緑の宝石 -1-


取材のため、夏の京都へ。

暑いのが苦手で、長らく夏の京都はご無沙汰していましたが
つらい日差しの旅路の先に、この世のものとは思えない
美しい景色が待っていてくれました。

緑がいきいきとして、生き物が集まってきて
それは人の手で大切に作られ、長い年月を守られてきて。
美しさを感じるのに人のわけへだてなく
まっすぐなこころだけ持ち合わせていればよくて。
自然と涙がでてしまう。
緑に輝く宝石のような風景。



お庭が輝く蓮華寺は、襖絵も美しく
空間全体が夢のようでした。




京大前の進々堂さんは建物がとてもすてき。
伸びやかな雰囲気でパンがおいしかったです。



夏に行ったら食べたかった
竹に入った水ようかん。
鍵善では控えめな甘さでぺろりでした。


ここのうどんはダシ味が濃くて好き。