2011年2月26日土曜日

おひなさま


数週間前から感じてはいましたが、ついに花粉症の症状が
はっきりと出てしまいました…春の憂鬱が数ヶ月続きます。

花粉症のくすりをもらいに実家に帰ったら、
数年ぶりにおひなさまが飾られていました。懐かしい。

うちのおひなさまは落ち着いた色をしています。
子どものころは、テレビや友達のおひなさま
(赤くてぱきぱきした色みの、段がたくさんある)と違っていて
うちのは地味だなーと思っていましたが
おとなになって改めて眺めると、シックで品があるな…と、
そして細部まで手間や職人の技術が感じられます。
色選びやテキスタイルの美しさ。日本伝統の技はすごい。
実際、良い職人の作ったものらしいです。

なんか…すごく私の好みだな。
選んだ人(おばあちゃんかな)のセンスに感謝です。




2011年2月21日月曜日

お取扱店が増えました maroneさん(木更津)

立て続けにですが、お取り扱い店が増えました!
木更津にあるカフェ&雑貨店maroneさんです。

くつろぎカフェとほっこり生活雑貨のお店
千葉県木更津市文京2-6-34
TEL & FAX 0438-71-6666
営業時間 11:00〜19:00 (LO 18:00)
定休日 火曜

緑の看板が目印です。


何を隠そう、私の母校である木更津高校のすぐ側に
maroneさんはあります。
鎌倉molnさんにて、作家さんの一人としてお知り合いになった
ALPの末岩さんにご紹介いただきました。
(ありがとうございました!)

私が高校生だった時は、木更津にこんなかわいいお店は
ありませんでした…。maroneさんへの道のりは、あの頃の
懐かしい気持ちで胸がいっぱいになります。
紙もの、バッグやシュシュなど、ポップでかわいい女子的セレクト。
オーナーの姉妹の笑顔が印象に残る、アットホームなお店です。
tegamiyaも明るい色のものを中心に納品しています。

地元の友人知人に、わざわざ遠出しなくても
気軽に見に来ていただける距離がうれしい。
よろしくお願いいたします。

◆◆◆ 納品した商品 ◆◆◆
兵隊のレターセット
茨のレターセット
マトリョーシカのレターセット
トランプのレターセット
トランプのポストカード
真夜中のサーカスポストカード
童話のポストカード
light,night,momentのポストカード





2011年2月16日水曜日

お取扱店が増えました upon a fold (オーストラリア)

オーストラリアのウェブショップupon a foldさんでの
お取り扱いが始まりました。
およそ半年かけて、ついに初の海外でのお取り扱いです。

Upon a Fold












「NEW!」のコーナーに、「真夜中のサーカス」と
「こと栞」が掲載されています。
upon a foldさんで撮影していただいたすてきな写真
&すごいことが書かれていそうな(英語、すぐに読めない…)
紹介文も掲載されています!

発送はAustralia/New Zealand/Asia/USA/Canada
その他各国に対応されているようです。
(なんだかすごいことに。)

輸送料や海外取引手数料などいろいろあって、
日本でお買い求めいただくより高額になっているようですが、
さまざまな国の方にみていただくと思うと、
そしてもしかしたら買って下さる方がいるかもしれない
と思うと、改めて緊張します。

グラフィックデザイナーでもあるというオーナー夫婦の
ウェブショップ自体や取り扱う商品も大変すてきで
(国境を越えて好みが合うみたいです。
"You understand my likes so well"と言っていただけました!)
紙好きの方なら絶対わくわくして頂けると思います。
blogの写真もとても楽しいです。

ぜひ、ブックマークしてみてください。



2011年2月13日日曜日

目黒区美術館とCLASKA


3連休。雪が降ったり寒かったり、花粉が飛んでいたり…
体調がよくなくとも、そろそろ外に遊びに行きたい3日目。
数年ぶりの目黒散策をしました。
インテリアショップが並ぶ目黒通りをずんずん進み
目的の一つはまずはCLASKAというお店。


一つのお店の中にホテルやショップ、ギャラリーや
レストランがあるらしいです。
レトロモダンっていうんでしょうか…ゆったりとしたおしゃれな空間で
ゆっくりランチをいただき(来ているひともおしゃれに感じる)
ショップへ…


ショップはとてもセレクトが好みで、興奮してしまいました。
新しいものも古いものも、しんとした佇まい。
自然の中にありそうな、でもなんとなく不思議を感じるものたち、空間。
(なぜかシュールレアリズムという言葉が浮かぶ)
アートが生活に寄り添っている感覚でしょうか。
こんなものに囲まれて、すっとした生活をしたいものです。
欲しくなるものがいっぱいありました。

良質なお店に久しぶりに新しく出会えてよかったです。

気になったのは4th-marketの器。
ぽってりした色や重量感、とても好み。価格もお手頃。
決められずに買いませんでしたが…。


目黒区美術館は、前から行きたかった場所。
企画がいつも私好みのものが多くて、気になっていました。
今回の展示は『包む-日本の伝統パッケージ展』。
竹や藁などで上手に「包む」ことを古くから伝えてきた
日本の技術を改めて見直せます。
たいへん渋い展示です。でも個人的には好きなんです。

小学生のときに今回の展示のメインビジュアルの一つの「卵つと」の
写真を国語の教科書で見た記憶があります。
そのときにすごくきれいだな、と思った記憶があります。
(「用の美」を感じていたのかもしれません)
あるもので包む、それも無駄なく美しく…昔の人はすごい。
藁も竹もありふれていない現代では、逆に贅沢に感じもしますが
古いものには発見があって、やっぱり好きです。

千歳飴って、今でもあの鶴亀の絵柄で売っているんでしょうか…





2011年2月7日月曜日

髪留めを編む


もくもくと編むと、頭の中の余計な考えが無になって
ちいさなひと編みが重なって
へんな形がつながっていく。
この作業、けっこう心地よい。
夢中のまま何時間も経ってしまう。



2回くらい試行錯誤して、合格ラインがこれ。
芋虫みたいになったり(!)、
かび生えてるみたいになったり(?)と
糸の表情は編んでみないとわからなくて…
同じ糸でも、組み合わせる糸や編み方で変わるし
難しいけど、奥深い。

できあがったコレも、かわいいのかよくわからない、
春の野草で作った冠をイメージしていたのだけど…
思っていたのと違う。なんかヘンな気がする。
みんなに聞いてみよう。

ボリュームがある糸の方がやっぱりかわいくできるみたい。
早くも他の糸で編んでみたい…


2011年2月6日日曜日

AVRILの糸


吉祥寺にあるAVRILという、糸の専門店に遊びにいってきました。

作家友達であるquiさんやKiiamさんなど、
編み物上手(本も出しています!)に囲まれながらも
手を出していなかった、編み物…。
quiさんにいつも作ってもらっていたゴムがとっても好みで
(市販のシュシュなどはしゃらしゃらてかてかしていて
どうも好きじゃなく、quiさんのものは、素材のナチュラルなかわいさや
自然の中にあるような微妙な色使いの糸が使われていて、とても好き)
自分でも作ってみたい!と思ったのがきっかけです。

AVRILは、他では見かけないような凝った糸を置いています。
見ているだけでわくわくします。
編むには扱いにくかったりするのだろうけど…
そのまま、飾っておくだけでもいいんじゃないか、
と思うかわいさです。

髪留めを作りたい、春なので黄色を…と思ってえらんだ糸。
眺めているだけでいい気分。卵焼きみたいだ。

さっそく、編み編み。初めてなのでどうなることやら…
でも新しいものをつくるのはものすごく楽しい。
私も、小学生のころは鈎編み、指編みなどを
母と一緒にしていたので、なんだか懐かしい。




2011年2月5日土曜日

マトリョーシカの封筒


暫定的にいろいろ試していたマトリョーシカレターの封筒ですが
シャレードという名前の紙を使用することにしました。

シャレードは、ななめに縞が入っている凹凸感のある紙ですが、
縞がまっすぐではなくゆがんでいて、素朴さのあるかわいい紙です。
(写真だとうまく写らないのですが…。3枚目の写真をご覧下さい)
いままで使ったことがなかったのですが、先日ユザワヤで発見し
気に入ったので、他の商品にも使いたいなと思っています。


マトリョーシカのサイズが思っていたより大きく、
A4サイズの紙から封筒が作れないことが判明…
天地方向の余った紙をフラップ部分に継ぎ足すことに。
かっこわるくならないか心配しましたが…

本体とフラップのななめ方向が
逆になってかわいくなったと思う。
継ぎ足し部分は厚くなって丈夫だし。良い感じ。


窓もあけます。
マトリョーシカの長女が
ひょっこり顔を出せるように。


作業行程はまた増えてしまいましたが、いいものができたと思います。
これから納品するものから新封筒に切り替えていきます。お楽しみに。