2011年5月22日日曜日

ゆったりしたい

体調崩してます。仕事で無理をしすぎてます。
週末は寝込んでいて、何もできない。これはよくない。
心が立ち直れなくなる前に、なんとしても改善しなければ。

写真は、少し前に小石川植物園に行ったときのもの。
新宿御苑しかり、東京のど真ん中に自然がもっさりした
場所があると、「信じられない」という気持ちがします。
木がたくさんあると、ほっとします。



東大の博物館の小石川分館が併設されています(入場料無料)。
国指定重要文化財のこの建物自体も気になることながら
中の空間もかっこいい。
あやしげな剥製や標本、薬草瓶、鉱石、古めかしい機械や実験道具が
古くて素敵な什器に展示されています。
それも、博物館然とでなく、オブジェとしての面白さを優先したかのように。

パンフレットをみて納得しました。
「学術標本や廃棄物を現代アートの文脈から再構築」
「学術的な説明をあえて排除し、眼で見ることの知的な喜びに訴えかける
一つのアート作品」
やはり狙ってやっていたのか。
にしても、面白い試みですね。



さくらんぼ


まつぼっくり


ハンカチノキ
ほんとにハンカチがぶら下がっているみたい。

2011年5月8日日曜日

箱根の旅 登山電車でポーラ美術館へ


GWがついに終わりへ…。
思ったより天気が優れない日が多かったでしょうか。
tegamiyaは、前半は新作の制作に、後半はリフレッシュに費やすことに。
思えば震災以来、おでかけというおでかけをしていませんでした。
(このblogのおでかけコーナーも更新されず、でした。)
少し遠くへ行きたい、という気持ちが強くなり
数ヶ月前から気になっていた箱根ポーラ美術館へ
みどりの日に行ってきました。




小田原から登山電車にのり、まずは箱根湯本へ。
薄曇りがちょうどよく、暑くもなく寒くもない穏やかな日。
川辺の風がきもちよい。
箱根湯本はレトロな建物が残る散策に楽しい町。






母に教わった箱根土産の新定番(らしい)「湯もち」が食べたくて
「ちもと」に訪れたのですが、売り切れないように午前中に来たら
13時にならないと買えなかった…
みんな予約のために並んでいました。すごい人気だ。

戻って来れるかわからないので予約はあきらめ、
向かいのお店で湯葉そばを食べることに。
ここも古い建物をリニューアルしたかわいいお店。



小学校の遠足以来なのでよくわからないのですが、電車がすごい混み様。
登山電車が、通勤ラッシュの総武線みたいに…。
(背中、押されて乗る感じ)
箱根湯本から強羅行にのるのに1時間待ちでした。
登山電車に乗るのは初。昔絵本で読んだ記憶がずっと残っていて
ずっと乗ってみたいと思っていた電車でした。
もっとゆったり楽しみたかったけれど。


終点強羅駅に到着。ここからバスでポーラ美術館へ。
山をどんどん上ります。標高500m越え。

ポーラ美術館は、数年前にKIKIさんの著書で紹介されているのを
読んだときから気になっていた場所。
山に沿うように、ガラス張りの近代建築がそっと寄り添っています。
中に入ると、とても開放的な空間。
ただ、人が入れる部分が思ったより限られていたので
せっかくなのでもっといろいろな角度から
この建物を見たり、外の景色をみたかったかも。

私の好きな画家、レオナール・フジタの展示会をしています。
はっとする絵がいくつかありました。この人の描く女性が好きです。
そして、額まで自作してしまう器用さ、その額がとてもかわいいのです。





再び電車で宮ノ下駅へ下山。
まずは雑誌等で取り上げられる有名なNARAYA CAFEへ。


お腹がすごく空いていたので、
このホットドッグと、黒ごまパフェに癒される!
そして、この景色…すごい良い眺め。

街を歩くとここにも古いお店が残っていて、気になるお店がいっぱい。
有名な富士屋ホテル、外観がみれただけでも少しうれしい。




山に緑にみとれる箱根散策でした。