12星座のカード 原画作品 - 天秤座 -
WEST
沈む太陽はどこへ向かうの
地平線の彼方はどんな世界が広がっているの
私でないあなたはどんな人なの
知りたくなってしまった時から
私の世界は変わったの
*
今までのステージとは違う部分にフォーカスされています。
コインの表裏のように、世界の見え方が反転するような。
自分視点から他者視点へ、など。
今まで不足していたものを補っていきます。
牡羊座のEASTと対になっています。
強い光だけがあった東の世界とは違って
ここにはさまざまなモチーフを描きました。
ギリシア神話では、西の果てにあるヘスペリデスの園には
黄金のリンゴの木があり美しい娘たちが守っているそうです。
(黄金のリンゴは不死、美、恋や結婚にまつわるものだそう。)
洋の東西問わず、太陽が沈む西の方角には
彼岸(ここではない異界)の物語が多いです。
太陽が未だ知らぬ世界へ行ってしまう、
その先を想像することで感じられるものがあります。
雁の群れは、集まりを作って遠い場所へ渡って行きます。
*
ペン画で描いた小さな絵をちぎって水彩で染め
古い本の頁とともに
手のひらサイズの小さな箱に閉じ込めて。
切り取られた物語の挿絵のように。
箱のフタ側にも、絵にまつわる言葉と
古切手を貼っています。
小さなお手紙のように。
箱のサイズ 85 × 80 × 22 mm
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