2016年7月6日水曜日

夏の京都旅 緑の宝石 -2-


今回の取材は、両足院の半夏生の庭を
拝観することが目的でした。

二十四節気の半夏生、
この時期咲く小さなお花のまわりの葉だけ
半分お化粧するように白く変化する不思議な植物。
花々しさはなくとも
風になびく姿は涼しげでやわらかな物腰。
夏のざわつく心が自然と落ち着いてゆきます。



饅頭を日本で初めて作った人物に
ゆかりのあるお寺とのこと。
お茶席にも月と星の紋の入ったお饅頭。
お茶碗を作った陶芸家の方と直接お話をしながら
お茶を楽しむことができました。






時間が作れたので、久しぶりの銀閣寺にも。
月を観るために作られた銀閣寺では
夜、月待山にのぼる月や
池にうつる月がどんなに美しいかを想像しながら。


旅の〆には「栖園」の琥珀流し。
爽やかだけどとろりと甘いミント味の琥珀流しを
きーんと冷えたサイダーとともに。。
すばらしいバランス。。

緑色の美しいものにばかり出会う旅でした。

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