ようやく夏らしいお天気となり
早くも7月が終わってしまいますね。
イソヒヨドリと星星との一ヶ月を
どうもありがとうございました。
私の窓べにも、最近イソヒヨドリが来ました。
一度だけですが。海からは遠いのに来てくれました。
稲村ケ崎の海辺で、初めてこの青い鳥に会った日。
青色が珍しいので、夢中になって追いかけました。
崖の際まで飛んでゆき
イソヒヨドリは海に向かって鳴きはじめました。
波音で声は聞こえませんでしたが
何か祈っているように見えて。
大きなものへ向けた、小さなものの祈り。
それはなんだろうと考えて
この絵が生まれました。
小さな生きものは、自我よりも
世界の意志によって
生きているように見えます。
人間のように個の心が複雑で
生き方が左右されるようになるほど
世界から切り離され、迷子になりやすいような。
私はそういう迷子になったとき
私も世界の一部で、もし世界に意志があるならば
私は何をしたらいいのだろうか。
どんな祈りを持とうか。
と、考えることが時々あります。
絵の中では、イソヒヨドリの願いが届いて
星たちが、青い卵をまるで巣のように守っています。
あなたが祈り、守りたいものは
何でしょうか。
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この絵の原画は、新しい企画で使用したいと思い
販売を保留にしています。
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イソヒヨドリに出会った日の写真を発掘しました。