いつか木々に囲まれて、自然のなかで
ゆったりと暮らしたいと思う。
毎日、木漏れ日を吸いこんで。
いろいろなものが捨てきれなくて
中途半端なここに、今はいる。
たくさんの人とコンクリートに囲まれて
ときどき息がつまりながら。
そんな日々のなかでも、
自分らしい時間をなるべく過ごして
毎日を大切にしていきたいと思えるのは
こころの中に「森への思い」があるからかもしれない。
子どものころは広い空とちいさな山々がよく見える
見晴らしのよい景色と暮らした。
あの場所が私の原点になり、ふくらみ
いつの間にかこころに根をはったようだ。
目を閉じて呼べば「森」はやってくる。
本当の自分に戻る穏やかな場所。
この場所の美しさを伝えたい、
そしていつかたどり着きたいと思うことが
表現することの糧となっている。
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