2021年6月17日木曜日

雨間の星祭り、という名前


雨間…という言葉が似合う日。
七変化する空を、見上げてばかり。

「七変化」って紫陽花のことでもあるらしく
日本語って面白い。

来週から始まる展示会の名前『雨間の星祭り』。
「雨間(あまあい)という言葉を初めて知りました」と
声をかけていただくことが多いです。
私も今まで知らなくて、初めて使いました。

雨と雨の間…そんな言葉を探して見つけたアマアイ。
また美しい日本語を見つけられたな、と。

激しい雨を連れた真っ暗の雲が裂けて
青空や月星が見えたり、虹が出たり
雨の後にドラマティックに変化していく空が好きで。
その不思議さ、美しさ、こわさ。
一気に惹きつけられて
空と一体化するような気持ちになる。

そういうものが、私と星と、私と世界をつなぐ
そして表現する理由でもあるから
梅雨、そして七夕のころに…とお願いしたこの展示会は
変化する大きな空に心から見惚れ
星に願う気持ちを含んでいるような
そんな名前にしたいな、と思いました。






 

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