2021年9月23日木曜日

HOUSE OF SEASONS "Garden" 原画作品




目の前にあるのがたとえ小さな庭でも
湖やたくさんの木々を想い描こう
やさしい鳥たちを招こう

クロッキー用紙に鉛筆とシャープペンシルで描いた原画です。
細かな描写をしています。

2016年に制作してから大切に持っていた絵で
このまま我が家に飾っていてもいいかな、と思いつつも
どなたかと「本当のご縁」があるようならうれしい、と思って
出品します。



スケッチブックの手前に描かれた葡萄と鳥は
絵の上部の葡萄と鳥と同じよう…ということは
スケッチブックと同じように
その向こうに湖が広がっているのかもしれないし
描き手の空想上の湖かもしれません。
絵も心も、自由だから。


ものをどれだけ得られるか、与えられるか。
憧れ…もっというと羨ましさが生まれてしまう時もあるけれど
心の中の豊かさは、いつでも誰でも得ることができる。
自分次第で!

私は自分の庭を持っていません。
でも窓から見えるあの森も山も
ベランダガーデンの子たちも
空も風も心の栄養となり、物語は無限に広がる。
誰のものだなんて本当は関係ない。
この星は誰のものでもない。




描いた当時のことで、思い出したことがあります。
会社を辞めて独立することに不安に感じていた頃
私は京都のあるお寺に行きました。

とっても小さな敷地で、さっと見るなら15分もあれば
という広さだけど、美しさに圧倒されて
1時間以上見入っていました。
小さなお池の向こうには大きな山が広がっていました。
お池のこちら側には小さな花が咲いていて
一つ一つが光っていてそれを見つめました。
小さなお堂に入ったら涙が溢れました。
でも他には誰もいないから、心のままにいられて。

しばらくそうしていたら
全ての生きものがつながっている、
世界のすべての境がなく一つだ、という
ちょっと言葉にできない心地に。
(一瞬「悟り」?ぽくなっていたのかもしれません。)

なんて豊かな場所なんだろう…
拝観料はたった400円。
独立したら金銭的には食べていけないだろうけど
本当の豊かさはお金に換算できないのだから
行きたい道に進めばいいのだ、むしろ行かなくては。
と決心した日でした。


絵はモノクロなので落ち着いた感じがします。
全体の雰囲気はナチュラルで
お部屋にも馴染みやすいかと思います。

木製フレームは家族に作ってもらったハンドメイド品です。
色ムラや、手作業による歪みや傷があります。
あらかじめご了承くださいますと幸いです。

(もっと詳細の写真を見たい場合は
お気軽にお問い合わせください)

フレームサイズ 約365mm × 290mm × 12mm
アクリル板いり
20,000yen taxin
*配送時はゆうパック着払いでお送りします。



後ろの紐は外せます。長さを調整してお使いください。




 

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