2022年3月13日日曜日

「星の談話室」を始めるにあたり。



実は、「書く」ことは好きなんですが
「お話すること」がとても苦手なんです。

面と向かってのお話だと
すぐにいい言葉が浮かばなかったり、大事なことが思い出せなかったり
舞いあがってヘンなことを言ってしまったり。
よいこととしてお伝えしたかったのに
「お相手の視点でみたら快くない言葉だったかも」と反省したり。
書くときはゆっくり綴れるので、少しは間違いを減らせるし
そのほうが真意をお伝えできる気がします。

「言葉」は強いもの。
救いにもなれば、傷つけてしまうことも。
扱いはとても難しい。

少し前に「星のメッセージ」
(その方のホロスコープを読み、メッセージを書いてメールでお送りする)
という試みをさせていただいたとき
とても楽しく自然にでき、喜んでいただけてもいるようだったのですが
なんせ一方通行なため
お相手さまの見ている、感じている世界を
会話のキャッチボールですり合わせることができないので
書くこともざっくりとした内容になりますし
もどかしい気持ちもしました。
もっと相手の方の世界観や気持ちに添った言葉をお伝えしたい、と。
(ただ、書いてお伝えすることはやっぱり楽しいので
「星の往復書簡」とか、できたらいいのかも)

占星術の象意は、一つのことからたくさんの解釈ができるので
その中のどれが表れているのか、いないのか、
お一人お一人のお話を聞きながら、お顔を拝見しながらだと
それはもう、グーっと言葉の精度があがるというか
深く、面白くなることが多いんです。

うまくお話できない上に、そもそも知識不足かもしれないけど
まずはやってみたくなり「星の談話室」を企画しました。

本当は、お一人10分は短すぎるだろうなと思います。
少ない経験上ですが
1時間お話すると「ポイントはお伝えできた気がする」
2時間お話すると「全体を一通りはお伝えできた気がする」
3時間お話すると「少しは踏み込んで
何か深いものをつかんでいただけた気がする」
みたいな感じなんです。
カウンセリングや、もしかすると
ヒーリングと呼ばれるものに近いのでしょうか。
先日、3時間ほどかけて星のお話をさせていただいた方には
「整体に行った時のようだった!
夜、ぐっすり眠れて翌朝よい目覚めだった」と
うれしいお言葉をいただきました。

ただ、これにはお時間もお金もその分いただかなくてはならず
気軽にお試し感覚で星の面白さを知っていただく、ということから
まずはやらせていただくのがいいだろうと。
もっと深く聞きたいという方がいらっしゃったら
個別にしっかりお話する場を今後作れたらとも思います。

(今回私がいただく10分
もしあまり面白くないと感じさせてしまっても
占星術が面白くないわけではないのですー!ということは
声を大にして言いたいです)

「談話室」という言葉は、パトローネのヒサヨさん
(会場となるスタジオ・フォトンを創設、運営されてます)が
私がこんなことをしてみたいな、とお話をしたときに
「談話室みたいな感じですね」っておっしゃったのが
なんとなく心に残っていたからです。温かい響きだなって。

初めての試み、至らないところもたくさんあるかと思います。
ただ星が好きな作家、というだけで喜んでもらえるお話ができるかしら…と。
お話するのが苦手だから、絵を描いているような自分なのに。
そんな私だからできることが見つかるといいな。と少し期待もしていますが
当日はど緊張してアワアワしてしまうかも。
大目に見てくださると助かります。

楽しんでいただけるよう努めますので
もしよかったら気軽にご参加くださいね。


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