不思議なウグイスを印刷したカードです。
裏は無地で、メッセージカードとしても
使いやすいかと思います。
100×148mm(ポストカードサイズ)
200yen taxin
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森の中でウグイスの声を聞いている。
ホケキョ。森の中に響く。ケキョケキョケキョ。
小鳥の声にしては大きく、奥行きのある
重なるような響き。あの小さな体から
(といってもめったに姿は見せてはくれないけど)
あの響きが出てくるとは?といつも考えている。
体のなかに四次元空間が広がっていて
そこで音を反響増幅させているのだったりして。
音のための空間を抱えている。
その美しい空間のかたちは。
それは例えば多面体だろうか。と考えて
プラトン立体のひとつ、正二十面体では
どうだろう?と思う。
正二十面体は、四大元素のうち「水」を表す。
あの響きは水面に落ちる雫の音に似て潤いを感じるから。
なんてことを、森を歩きながら考えていて描いてみた絵。
「一見博物画のようで実は妙な空想画」
にしたかったけど、どうだろうか。
不思議なウグイス。
早春の森で声を響かせ、木々を起こし芽吹きを呼んでいる。
原画もいつかどこかで展示できたらと持っています。
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