2010年4月18日日曜日

[-catalog 2009-] 2. 少女の庭 プロローグ



どうしても愛してしまう

このクローバーの形を忘れてしまうくらいなら

大人になんかならなくてもいい。


背伸びしても貴婦人のようになれなくても

赤と黒と薔薇のかわいさを理解していればいい。


憧れるものは失われることなく

特別な日にしたためる手紙は、それを形にしたものでありたい。

レースをたどっていけば

少女の庭へようこそ。



0 件のコメント:

コメントを投稿