2019年11月29日金曜日

*水色の月・11月のお話*



古いケルトの文化では11/1が一年の始まりで
その前日、大晦日に
すべての火を新しく灯しなおすのだと。

自然の営みが実りのときを終え
眠るような冬を迎える。
人はどうだろう。
夜が長くなり、星と語る時間が増してゆく。
自分の心のなか、闇を見つめ直す。
寒さのなかで、本当に欲しいものを問う。

暗闇で迷った時には
新しい火が心に寄り添ってくれるように祈る。



星に火をつけるような
もしくは星から火をもらっているような
不思議なマッチの箱には
ブラックソーンのような植物を描きました。
棘が多く不吉と言われることもあるそうですが
春にどの木よりも早く
真っ白な花を一気に咲かせるそうです。

冬と春、死と生の境目に立つ生命の象徴として
また、困難に打ち負けないための魔除けとして
白く柔らかなウサギを守るように
周りを囲って描きました。


この絵は手元にあります。
販売もできますので、ご興味のある方は
メールにてメッセージいただけたら
詳細をご連絡いたします*

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