たまごのオブジェに、十字のように葉を伸ばす菫を描きました。
*
アンティーク品に、キリスト教モチーフの
十字にΑΩ(アルファオメガ、最初であり最後である。
全て、永遠、という意味だそう)が描かれているのを見た時
私にはΩが♎︎(天秤宮のマーク)にふと見えてしまったのです。
天秤の反対にあるのはA…Aries(白羊宮)と。
つまり十字はアングルを示し、東西南北であり
日出、日没、真昼、真夜中の時を知らせる。
人生においても。
そして中心点は地球。
なるほど、全てであるな、などと妄想したのです。
十字は
古くは太陽から放たれる光線を表していたという説が好きなのですが
今回は大地に眠る可能性というようなイメージで描きました。
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真夏ですが、菫を。
灼熱の太陽の下、私の夜色のビオラはほんのわずか
生き残って咲いています。
そのビオラを見つめていたので
菫のようでビオラのようでもある絵になりました。
種もわずかに取れたので、来年もまた会えることを願って。
手のひらのうえの絵としてお楽しみください。
紙粘土、紙、アクリルガッシュ、水彩
オーガニックコットン
手製の紙箱入り
たまごのサイズ 約33×23×23mm
箱のサイズ 約直径64×高さ32mm
売約済みとなりました
*下写真、鳥の巣のような"nest wreath"は
ombrageさんの作品(作家私物・非売品)です。
大地の広がりを夢見てまだここに眠っている
種としてのたまご。
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