2019年12月18日水曜日

"闇と光のユール" 閉会しました


闇と光のユール
改めまして無事閉幕しました。

お越しくださったみなさま
通販にて作品を求めてくださったみなさま
遠くからお気持ちを寄せてくださったみなさま。

そして、陰にも表にも私を支えてくれた
あんとす号さん、あいざわさん、knotenさん
Holy Gardenのみなさん、見守ってくれる方たち
ありがとうございました。

こんなにみなさんの熱量を持って迎えられた個展は
いままでにない…といっていいほど
濃厚で、不思議で、説明のつかない日々。
追加の制作に追われ走りまわり
最終日の閉店後までご注文の連絡をいただいて
あれよあれよと幕を閉じました。

昨晩ようやく一息ついたとき
「二度と現れることのない、すごい魔法をみせられたのだ…」と
思い、涙がでました。

今回の展示会には、言葉で説明できることがあまりありません。
みなさんが目にし、感じ、想像し
受けとられたメッセージがすべてです。

私が個人的に感じたことを少しお話するとしたら
素の自分を出してみても大丈夫だった、ということです。

私はたぶん、自分のためではなく誰かのために作る人で
確かなものを、技術をもってきちんとお作りして
届けたい気持ちが強いのですが
(私の目指す作家像が、そういうものなので)
でもユールの作品たちは
いろいろな出来事が重なって、描くことができなくなり
その気持ちを強く保つことがどうしてもできなくて
でも楽しみにしてくださる人たちがいることだけはわかっていて
今できることだけとにかくやろう、と
不足や不器用、揺らぐ感情、闇…を
そしてそのなかにこんな光があったらいい、と
下書きもあんまりせずにそのまま描きました。
だからこそ、伝わる神秘があったのかもしれません。

こんな魔法をみせられて、私はまだ
この先にどこへ向かえばいいのかわかりません。
また同じように描けるかもわかりません。
ただ、目の前にやりたいことがたくさんありますので
自分のペースで少しずつ歩いてゆきますね。

みなさまも
静かに自分を深くみつめるユールを迎え
ノエル、山羊座新月を迎え
清らかなお正月をお迎えください。

来年もどうぞよろしくお願いいたします*











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