天上のお星さま
どうか 私のかわいい分身を
すべての災いからお守りください
水彩の絵を切り抜いて貼ったりして制作した絵です。
星はアクリルガッシュ、字は色鉛筆で描いています。
フレーム 約幅165mm 高さ165mm 奥行き20mm
水彩、ガッシュ、色鉛筆 紙
販売済
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稲村ケ崎の海辺で、初めてこの青い鳥に会った日。
青色が珍しいので、夢中になって追いかけました。
崖の際まで飛んでゆき
イソヒヨドリは海に向かって鳴きはじめました。
波音で声は聞こえませんでしたが
何か祈っているように見えて。
大きなものへ向けた、小さなものの祈り。
それはなんだろうと考えて
この絵が生まれました。
小さな生きものは、自我よりも
世界の意志によって
生きているように見えます。
人間のように個の心が複雑で
生き方が左右されるようになるほど
世界から切り離され、迷子になりやすいような。
私はそういう迷子になったとき
私も世界の一部で、もし世界に意志があるならば
私は何をしたらいいのだろうか。
どんな祈りを持とうか。
と、考えることが時々あります。
絵の中では、イソヒヨドリの願いが届いて
星たちが、青い卵をまるで巣のように守っています。
あなたが祈り、守りたいものは
何でしょうか。
こちらの絵は『詩画集 水色の月』に掲載しています。
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