"ことばのいらない国" カレンダー原画
[休日 Recreation]
sold ありがとうございます
ここは「ことばのいらない国」。
不思議に広がる空と住人たち。
遠くのようで、実はあなたのそばに
あるのかもしれない場所。
ことばにならない大きなものに包まれるように。
別世界で心を解放するように。
美術作家tegamiyaによる、2023カレンダーの原画作品です。
紙を切り抜き、水彩やアクリルガッシュ、アクリル絵の具で染め
重ねて貼り合わせて構成しています。
紙の重なりで現れる影と立体感に
不思議な奥行きも感じられると思います。
絵のタイトルを印字し、着彩したキャプションを
ヴィンテージのレースとともに包んでおつけします。
*画像の色合いはお使いのデバイスによって異なって見えることもあり
また実物も、光源により色の印象が変化します。
*経年や日光により変色・劣化します。
直射日光が当たらない場所へ飾ることをおすすめいたします。
*湿気の多い場所では紙がたわんだり、ゆがむことがあります。
*フレームは自然素材のものです。
色ムラや製造時の小さなキズがみられます。
画材 水彩、アクリルガッシュ、アクリル絵の具
素材 さまざまな紙
木製フレーム(UVカットアクリル使用)
フレームサイズ 271×220×21mm
***
私の頭のなかの“海”に関する一番古い記憶、
もう夢なのか現実なのかわからない。
海辺にある、白と透明で組み立てられたホテルのような場所。
本当に謎なので、ことばにできないのだけど…
美しい“休息の場所”という感覚があるような。
海そのものが
すっと一本水平線があって、あとは広がるだけ…という
図形的な安心感がある気がする。
日が上り、日が落ちる。
もの、ことの、シンプルさに救われるような。
きっと煩わしいものすべては、遠くへ置いてきている。
そう、海辺は“逃避行の旅先”なのだと思う。
だからホテル、と思ったのかも。
この絵の魚も夢を見ているのかもしれないね。
魚も日常を抜け出して、海辺のホテルへ逃避行。
不思議な世界で遊んでる。
ふわりふわりと浮かんでいるものはゲームの駒なのかも。
海にいるものも、陸にいるものも
すべて忘れて海辺で遊ぶ、軽やかに。
海の部分は、辻堂の穏やかな海岸を散歩した日に描いた。
あの日も薄曇りで、白い夢の中みたいな日だった。
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