2010年2月20日土曜日

布多天骨董てんこもりと手紙舎さん

最近、雨やら雪やら寒いやら、お天気の良くない日が多い気がします。
お天気が悪いと気分も乗らず、時間をぼーと過ごしてしまったりして。

tegamiyaの作業は、ただただ一人、室内での座り仕事になりがち。
おでかけは、新しいものを吸収したり、気分を高めたりするのに
とても重要なことなのです。


さて14日は第2日曜日ということで、調布で行われている
「布多天骨董てんこもり」という骨董市に初めて行ってきました。
古いものが好きなので、骨董市は掘り出しものを探しに行きます。
大江戸骨董市、鶴岡八幡宮骨董市には行ったことがありますが、
ここは初めて。こぢんまりした場所でのどかに行われる市。
広くてたくさんお店があると回るだけでへとへとなので、
ここはちょうどいい感じ。

フランスのレースや布を直輸入しているお店や
若い人が好みそうな小粋な古道具もありました。
私もいくつかきゅん、とくるものがあったのですが
模様がかわいらしかったミルクピッチャーを購入。




調布駅を後にし、この日は京王線沿い探検。
先日、蔵前のin-kyoさんで拾った気になる地図「手紙舎とヒバリ周辺MAP」
を片手に、つつじヶ丘駅で途中下車。
「手紙舎」…うちのお店の名前と似ている…
特色の選び方がすてきなフリーペーパー。気になる。




とりあえず、地図にそって「手紙舎とヒバリ」を目指す。
大型団地の中に迷い込んでいる気がするが…
でも地図とは合っている気がする…



団地ってすごく不思議。
四角い白い、同じような建物の中にたくさんの家族が暮らしてる。
全然関係のない人たちが、みんな同じ間取りで暮らしてるなんて
なんだか見知らぬ大きなものに管理されているようで、こわい。
休日の昼間なのに、人があまりいなくて、物音がしない。
昼間みる夢のよう。




団地のなかに…見つけました。
ここだけなんだかかわいいから、すぐにわかりました。



中は気になる本がたくさんで興奮します。
なんだか懐かしい気持ちに…神保町シックでしょうか。
店内には手作り雑貨も置かれています。

野菜のご飯のコースをいただきました。
かぼちゃのスープ。かわいい…おいしい。



いろんな野菜が食べれて、すてきです。
今まで食べたことがないものもありました。
ヤーコンとか、バジル醤油とか。
写ってませんが、ポトフもありました。すてき。
器もかわいい。



コーヒーは、ふわあっと口の中で広がる不思議な味わい。


心も満たされたお昼ご飯でした。


聞けば、「手紙舎」さんは普段は編集プロダクション(雑誌や書籍の編集をする会社)で、かたわら、場所を活かしてごはんや「ヒバリ」をされているとのこと。
確かに、衣食住のライフスタイルを提案する編集の仕事と、
雑貨やごはんを提供することは、とても近いことのように思います。
AMULETさんも本の出版をされているし、アノニマスタジオとin-kyoの関係もしかり、とても自然なことのように感じました。





ちなみに骨董市で購入したピッチャーはこれ(手前)です。
東欧を思わせる色模様?と思ったら、裏にはnagoya seitoshoとあります。
名古屋の古いものでした。絵本に出てきそうなこのセンス、好きです。
みずたま雑貨店さんで一目惚れしたハンガリー製のカップ&ソーサー。
スプーンはベトナムのチープなアルミ製。
これで私好みの一人メルヘン喫茶が開けます。



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