【火 IGNIS(イグニス)】
80,000yen taxin
*絵部分のみ(木枠なし)の場合 77,000yen
ボール紙/アクリルガッシュ、水彩
木枠 ハンドペイント(ワックス、ミルクペイント)
原画部分と木枠は取り外しが可能です
絵のサイズ 79*169mm
木枠のサイズ 182*257*19mm
陽 熱 乾
牡羊座 獅子座 射手座
もっとも上昇する火の元素は
燃え上がる精神力を表す
行動力、勇気、情熱、直感による閃き、自信
内から湧き出す生きる喜び、未来志向
《アイリス Iris》
虹の使者の名を持つ花
まっすぐ天に向かう高貴で鮮やかな存在感
《永遠に回る車輪》
太陽神アポロンの馬車 輝き前に進む力
虹色のアイリス。
天の戯れで現れた束の間の幻のようなアイリスも、存在感を放つ赤の薔薇も、「火」の在り方に含まれるものとして。
前回の「隠秘植物園」で描き残したものを描けていたら。多面的な概念を描くのにどの面をピックアップするか、どんなモチーフや色を選ぶか…アプローチの仕方はいくつもある。「火」の絵では前回は「赤」と「薔薇」を主役にしたが、今回は「光」に包まれるように、そしてそれが「精神の気高さ」に由来するように描きたいと願った。
ここに描いた人はやはり情熱の赤を内に着ているけれど、その上から高い精神性を表すような深い青を纏わせた。(そういえばこの配色は聖母マリアの衣を描くときにも使われることも多い)
内から湧き出す情熱的・能動的なエネルギーに神性を感じる。
「私はここにいる」「私はこれをやる」「私はこのようにこの世界へ挑む」…「私はこのように生きる」という、意志を持って進む力は心に自然と湧き出す火であって、考えたり努力して作り出せるものではないから。
ただその火は神的な出現の故に、ときには怒りや衝動になることもあるかもしれない。そしてそこからも学んでゆくのだろうと思う、火の気高さとは何かを。輝く光となるように。
「どうしてIGNIS(火)のエレメントの絵にIRISの花が描かれているのか」
会期中何度かご質問をいただき、お話をしました。ありがとうございます。
光により生まれるIRIS。
IRISは「虹」を表し、雨上がりに光(太陽の「火」)が差して幻のように現れる。虹は空高く私たちの手には届かず、実態のないものでありながら憧れるもの。
射手座は遥か遠くのもの、簡単につかめないもの(精神世界や形而上学的なものも)を追いかける。そういう意味で、虹に「火」の「柔軟宮」である射手座的なものを感じていて、12星座のカードでも射手座カードに描きました。射手座と関連があると言われるタロット(ウェイト・スミス版)の「節制」にも黄色のアイリスみたいなお花が。
私のアイリスは幻想の花、まさに虹色に描きました。
燃える大きな赤い火だけでなく、揺らぐ蝋燭や幻のような光も、どれも「火」として描いてみたいなと。でもここに現れた人物の瞳や髪には、獅子座的な動じない火や、牡羊座的に勢いのある火も宿っている気がしています。
アイリスの葉は剣のようだから、判断力の「風」のように感じてもいい気がするし、香りに詳しいお客さまからはアイリスの香りは「地」として扱うというようなお話も聞けて、たいへん興味深く。アイリスのさまざまな一面に、ますますときめきます。
このように、植物を通して思考する、想像する、思い描く、物語が生まれる…そんな絵であればとてもうれしいです。

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