2010年9月13日月曜日

銀座 アート巡り

銀座は好きな街。
銀座が好きなんていうと、かっこいい?ですが
ギャラリーがたくさんあって
(しかも入場無料でハイセンス。ただし日曜休に注意。)
デザインやアートに触れられる街だと思います。
そのうえショッピングも楽しめます。

ちょうど楽しそうな企画展が重なり
気合いをいれて、銀座にいってきました。
(三越には行っていません)


イソップ物語のそれぞれのお話をテーマに
最先端のイラストレーター182人が
自由な解釈で描いたイラストが圧巻。
宇野亜喜良の描くチラシのイラストが好きです。
荒井良二のいつもよりくっきりしたロマンチックなタッチと
七戸優のミステリアスな絵が印象深かったです。




2.資生堂ギャラリー

近くのHOUSE OF SHISEIDOもおすすめですが、
今日はこちらに。
「石上純也展 建築はどこまで小さく、あるいは、
どこまで大きくひろがっていくのだろうか?」
開催中です。


これは…圧倒されました。
この人は、本当に最終形に建築をイメージしているのか?と思うほど
発想が自由でアーティスティック、そのうえ模型がかわいすぎる…
このままで素敵、飾りたいと思うようなモノで溢れています。
紙や針金でできた細かな細工たちの小さな形や色のかわいらしさに溜息。


1Fの資生堂パーラーの中にひっそり飾ってあった時代を感じるサーバー。
かわいい!
十数個のサーバーがついていて、ひとつひとつにCHOCOLATE、
GINGAR、LEMON、などなどおいしそうな名前がついてる。
ひねるとその味の飲み物が出てきたのでしょうか…夢のようですね。


3.五十音

地図を持って行ったのに迷った…そんなお店。
銀座ど真ん中の裏路地にある小さな文房具屋。
懐かしいものや、他で見たことのない
ちょっと変わっているものが並んでいます。

和のハイセンスがつまった和菓子と茶房のお店。
紙好きは大興奮。お菓子もさることながら
パッケージも大人かわいすぎる。器もかわいすぎる。
お値段は少しはるので、自分のためにはもったいなくて買えない。
ああ、もどかしい。(器は意外とリーズナブル)
ハイセンスのわかる方に手みやげを買うならここで買いたい。
私は箱だけほしい…
ここでお茶をしたら、トイレを見て下さい。すごいです。







HIGASHIYAと同じビル3Fにポーラのギャラリーがあります。
マティスの展示会をしていましたが、JAZZバーをイメージした
展示方法が面白かったです。
(カウンターがあって、そこから絵を眺める…)



いつもかわいくて、ちょっと世間的にはマイナーな展示が
なぜか私のツボをついてくる大好きなINAXのギャラリー。
「夢見る家具展」ときたら、行かないわけにはいきません。

タイトルの通り、「ねむり姫の寝室」「鳥の書斎」など
メルヘンとロマンティックが溢れる発想で、
日本のライフスタイルを住まいから
見つめ直そうとした方だったのでしょう。
勝手ながら、なんだか他人とは思えません。
しかも戦後すぐの時代で…この夢想家っぷり。すてきです。

コズフィッシュデザインの装丁がいつも気になっていた図録を
今回は思わず買ってしまいました。
この本がまたかわいいこと…印刷や紙にかなりこだわっています。
ずっと持っていたい、と思わせる本です。

よく読むと、この森谷さんは、
私が卒業した大学の学科で教鞭をふるった人でもありました。
不思議なつながりがあるものです。

アートな一日をご紹介しました。



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