2015年5月2日土曜日

あらためて…マグリット


私が初めてマグリットに出会ったのは、たしか10代後半。
昼の青空と夜の家が同時に表れた「光の帝国」は
私の頭のなかの理想の世界に近くて、衝撃的でした。
すぐに机の上に「光の帝国」を飾りました。

それからは作品集をみたり
あちこちの美術館でマグリットを探したり。

昨日、新国立美術館で「マグリット展」を観てきました。
あのころの熱がなくても「やっぱり好きだなあ」と改めて思う。
中でも空や海や山などを、青で描いたものが好き。
表現が静かで美しくて、うっとりとする。

とても「日々の現実」を生きていた人が
描いたものとは思えないのです。
マグリットの視点で、世の中や日々の生活は
どのように見えていたのか、考えると面白いです。

グッズも気になるかわいいものが多かったのですが
今回は写真のポストカードだけにしておきました。
私が今回の展示で一番好きだ!とおもった
「アルンハイムの地所」がなくて残念ですが。

あらためて、マグリットの世界をもう一度
じっくりみつめたいと思わされた楽しい展示でした。


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