時計草 Passion flower
105,000yen taxin *販売停止中
-地 秋 西 月-
時は流れる 終焉が訪れる その前に
この星の色を見よ 知り 味わい
そしてその手で形づくることを
*
時計のように12分割を示した花びらに
くるくる回り続けるものたちを乗せて描いた絵。
長い時間を想うことによって、今が二度と戻らないことを知り
短い時間を想うことによって、存在の不思議を知る。
TEMPUS FUGIT
時は飛ぶ
砂時計は彼岸の世界に飛んでいく羽根のはえた魂、
秋に遠くへ飛んでゆく白い雁をイメージして描いた。
この者たちがなぜ天蓋の下にいるのかはわからないが
覆われていた秘密の象徴なのかもしれないし
一人で祈るための場所なのかもしれない。
ヴィスコンティ・ディ・モドローネのタロットカード"Amor"
貴婦人と一角獣"我が唯一の望みに"
もしくは魔術師の祈祷所としてこのような天蓋が
描かれているのをいくつか見たことがある。
天蓋に描いた黄金のコンパスは
天地創造の絵で神が手にしているものがあるように
「創造」を表していて
肉体がありこの星にいる束の間に
十分に色形と遊びましょうという想いを。
時計の針に見えた、と話してくださった方も。
フレームは黒かと思いきや、深い深い緑である。
ボール紙/アクリルガッシュ、アクリル絵の具、水彩
木製フレーム(アクリル)
絵部分のサイズ 220×105mm
フレームのサイズ 233×284×22mm
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